はい、IKEAのデスクをリメイクした話の続きであります。
前回は脚と架台をスプレー塗装して色を変えました。
次に天板を塗装します!
天板はホームセンターで買ってきたラジアータパイン材。
今回はL字デスクにするので、長さ3100mm×奥行き600mmの超デカい木材をホームセンターでカットしてもらいました。
鉄の架台があるので厚さは250mm。
もし脚だけのデスクを作る場合はちょっと不安なのでもう少し、300mmくらいの厚さの方が安心かも。
表面を布やウエスで拭く
さっそく磨く!と行きたいところですが、埃を被ってたり汚れがついていたりするのでざっと表面は柔らかい布などで拭いておきます。
塗装作業なので木材の下にはブルーシートなどで養生も忘れずに。
ちなみにこの時は使わなかったのですが、養生テープとビニールが一体化した『マスカー』なるものもあります。
壁や床など保護したいところにテープをピッと伸ばして貼ると、そこからビニールを引き出せるという便利なヤツ。
これを敷いておくと木屑なども後でそのまま丸めて捨てられるので片付けが楽チンです。
ホームセンターなどでもお安く売っていますよ。
紙やすりで磨く
使用したのは240番。
面積が大きくて大変だけど表面がスベスベになるまでひたすら頑張る。
電動サンダーも便利なんですが、クッソうるさいのと手が痺れて大変なことになるので今回は手動です。
ただ、せめてハンドサンダーホルダーはあった方が便利ですね。
こう持ち手がついてて、紙やすりをクリップで留められるようになっているヤツです。
両面やろうかと思ったけど片面だけでギブアップ。
ワトコオイルで塗装する
ワトコオイルは匂いがきついという話も聞いたけど、割と敏感な方の私でも特に気持ち悪くなったりはしませんでした。塗料系の中ではマイルドなんじゃないかな。
色ですがワトコオイルはどれも良い感じになりそうで迷う。
コチラを参考にさせて頂きました。ありがたい。
今回は『ドリフトウッド』と『ダークウォルナット』の2色を購入しました。
ただドリフトウッドは白すぎ、ダークウォルナットは彩度が高すぎたのでブレンドすることにします。
配合は液が足りなくなった時に大変そうなので覚えやすい1:1。
そしていざ、ガーッとハケで塗っていく!
伸びはとても良くスッと塗れるので、扱いやすいです。
塗った後、10分ほど置いたらウエスで余分な油分をさっと拭き取ります。
これ後々思い知ったんですけど大事ですね。
オイルがつきすぎて液溜まりのようになっているとそのまま固まって残念なことになるので、水っぽくなっている部分は吸収してあげます。
さらに30分ほど置いて2度塗りへ。
2度塗りは薄塗りで大丈夫です。
で、今度はオイルが乾かないうちに耐水ペーパーで磨きます。
そうする滑らかでしっとりとしたイイ質感になるんですね。
削った粉が細かいキズに入って凸凹を埋めてくれるかららしい。
ここでも余分なオイルは拭き取って塗装完了!
あとは24時間以上そっと置いておきます。
匂いは残りましたがそれも1週間ほどでほとんど感じなくなりました。
組み立て
さて、脚と架台も運び込み組み立てます。
ここらは1人ではなかなか難儀しそうだったので家族に手伝ってもらいました。
今回はGARANTの架台をそのまま使うのでひっくり返した状態で位置を決め、電動ドリルで天板に下穴を開けます。
ドリルのストッパーが効かず若干下穴が貫通しかけるというアクシデントもあったけど、まあ見なかったことに。
正しい位置に組んで、下からドライバーでネジ止め。
今回は長方形デスクからL字にしたので、脚のない1箇所はアイリスオーヤマのカラーボックスに乗せることにしました。
なぜアイリスオーヤマかと言うと、ここカラボだけ異様に頑丈(全体耐荷重30〜80kgとか)なのです。
蜜蝋クリームで保護
最後に一応、デスクとして飲み物なんかを置くこともあるので蜜蝋クリームを塗っておきます。
ワトコオイルやブライワックスはそのままだと熱いものを載せた時や水気があったりすると染みになりやすいようなので、おまじないです。
ちょこっとだけスポンジにつけて伸ばします。
これあんまりつけちゃうとベタベタになってしまうので、本当にちょこっとでいいみたい。
わずかに光沢が出た感じもしますが、質感は損なわれずツヤツヤになったりはしません。
1日くらい置いて、これでデスク完成ー!
L字ってちょうど肘が机に乗る位置で使いやすいですね。
クリームのおまじないも効いたのか、ここでごはん食べたりお茶飲んだりして1ヶ月以上経ちましたが特に変化はありません。
超面倒くさがりの私にしては一大作業になりましたが、
まあまあ落ち着いてイイ感じになったんじゃないかと思います。
新しく家具を買うよりコストもだいぶ抑えられました。
やってよかった!