仕事終わりに何となく映画を観ている時のこと。
なんか人物の声だけ小さくない?
音楽や効果音は普通なのにセリフだけ妙に聞き取りづらいような。
まあ静かな会話だしな…とか思って音量を上げたりしていると
突然のボカーーン‼︎
…
とまあ、やたらと響き渡る爆発音。
こちらも死にそうになります。
リモコン握りしめて観るのも何だかなあ、と思っていたのですが
テレビのスピーカーをサウンドバー(テレビの前に置いて使うバータイプのスピーカー)に切り替えることで映画をもっと素直に楽しめるようになりました。
特に静かな邦画が好きな人にはぜひ検討してもらいたい…!
原因は映画のオーディオが5.1ch設定(のものが多い)から
そもそもなぜセリフだけがそうなってしまうかというと、映画特有の音響設定が原因のようです。
ざっくり言うと映画(特に最近のもの)の音はサラウンド環境用に調整されているものが多く、多数のスピーカーから音を出し分ける想定で作られています。
それを家庭のステレオスピーカーで再生するとバランス悪くなっちゃう、ということみたいですね。
通常この問題を解決するには
- 5.1chオーディオ環境を構築する
- サラウンド対応のヘッドホンを使う
など適切な周辺機器で視聴すればいいのですが…
ちょっと観たいだけなのに
とはいえ、本格的に5.1ch環境を作ろうとするとガチのホームシアター的なアレです。
夜にちょっとネトフリでも観るかー(しかも片手にスマホ)くらいのノリでは少し気合(と予算)が入りすぎじゃない…?
ではサラウンドヘッドホンはどうかというと、実はSONYのものを持っています。
※リンクは最新型ですが実際に私が使っていたものは旧型
これいいですよ
家にいながらかなり映画館に近い体験ができますし、ゲームで使用しても獣の唸り声とか迫力すごいです。
でもね、すごいけど、すごい疲れるんです(笑)
長時間になると耳も痛くなってきますし、いかんせん体勢が固定されてしまうんですよね。
おすすめはボイスブースト付きのサウンドバー
そんな中、映画のセリフ問題の解決とともに
- 液晶テレビの音をもうちょっと何とかしたい
- でもあまりガチな環境は作りにくい or そこまでしなくていい
という人におすすめしたいのがサウンドバーです。
サウンドバー、いいですよー。
サウンドバーといっても各社からいろいろ出ているのですが
私はBOSEのSolo5という機種を使っています。
※2021年現在は後継にあたる『BOSE TV Speaker』も出てますね。
リモコンが小型になったのはいいなあ…
このSolo5(TV Speaker)には『ダイアログモード』という機能があり
ポチっとオンにすると、人の声だけを浮き立たせるようにクッキリと聞きやすくさせてくれるのです。
結構長いこと使っていながら、実は最近までナメていて活用してなかったんですが
先日ふと使ってみたらめっちゃ聞きやすい…!ということに気付きました(笑)
今までシーンごとに音量を上げたり下げたりしていたのは何だったんや。
ダイアログモード自体は他社のサウンドバーでも
『会話モード』や『ボイスモード』的なワードで搭載されているものも多いのですが
それ以外の点でもSolo5は
- デザインがシンプルで悪目立ちしない
- テレビからの音全般が聞き取りやすくなり、長時間使っても疲れない良音質
- 性能に対して比較的お手頃な価格
といった理由でおすすめです!
ケーブル1本で手軽に導入
サウンドバーは前述のホームシアターやサラウンドヘッドホンと比べると、迫力という点では及ばないかもしれません。
でもケーブル1本でテレビに繋ぐだけですし、気楽に転がりながら楽しめるというお手軽さがとても快適です。
セリフが聞こえにくい問題の解決はもちろん、テレビの音声全般が確実にランクアップするので私はもう内蔵のスピーカーには戻れません(^o^)